高品質・短納期を支える生産体制づくり。
それは、お客様を支える取り組みでもあります。
あらゆる工程を一人で行う生産方式、オンラインによる受発注と一貫生産を組み合わせることで、短納期を可能にするシステム─。
ものづくりへの私たちならではのアプローチ、それらはすべてお客様のビジネスを支えていくために生まれました。
「 高精度、短納期、きめ細かな対応が、セルフ生産方式の大きなメリットです。 」
お客様からの要望にきめ細かく応えること。特に試作品加工において、設計変更にも機敏に対応できる技術や体制は私たちの大きな強みでもあります。それを可能にしているのが、恵美製作所が採用しているセルフ生産方式です。工程や設備機器ごとに担当者を定め、エキスパートとして技術者を養成していくのではなく、大半の工程を一人の技術者が担当することがこの方式の特長。工程管理も自分自身で行うため、フレキシブルなスケジュール調整、小回りが利く対応も可能にしています。また、ものづくりを通して量産を見据えたつくり易さの提案など、様々な角度からお客様のものづくりを支えています。
「 お客様から届いた課題、その解決策が「つながる工場」でした。 」
配電盤、分電盤の大型キャビネットを主力製品としている東海技研工業の強みは、一品一様、変種変量のものづくり。その背景には、お客様からのオーダーに、確かな精度と短納期で応える仕組みづくりがあります。代表例が、お客様と私たちをオンラインで結ぶ受発注システム。「つながる工場」と呼んでいるこのシステム構築のきっかけになったのが、お客様の声でした。明らかになったのは、「発注する製品ごとに多くの書類を作成するだけでも多くの時間と労力を要するため、なんとか改善したい」という状況。この課題を解決するめためにお客様とのネットワークを早い段階で構築し、現在ではお客様のビジネスを支える力に育っています。
「 大型機器を使った大規模な農作業にも、私たちのサポートが活きています。 」
稲作農作業の請負事業を行うハッソーの基本は、作業をとことん請け負い、農家を支えること。そこには米をつくるために行うことだけではなく、収穫した米をストックし、乾燥させるとともに色選という黒くなった米を除く作業など、専用機器が必要になるステップも含まれます。特に穀物コンテナに保管した後、乾燥させる作業は大型機器に頼るところが大きく、農家単独では困難なものです。それらも請け負い、一軒一軒をしっかり支える体制は、岐阜県東濃地域の農家約120軒と契約を結ぶという実績につながっています。